電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界に言いたい放題やってます。

「雑誌の取材を受けちゃった」と嬉しそうに語るお客様。でもそれってタイアップ広告ですよ(詐欺ではない)

ちょっと前の話になります。

お客様Aさんから三つ折りリーフレットやホームページ制作を受注したので、とりあえず打ち合わせに行くことになりました。どうすればいいのかまったくワカライという年配の女性の方で、うちからそう遠くもないので、伺うことにしました。

 

広告を作る際にコチラが知りたい情報というのは単純に

 

リーフレットやホームページに何を掲載して、どのようなお客様に何を訴求するのか」

 

ということになります。もちろんイメージや方向性など色々なお話しをさせていただきます。

 

いろいろとお話を伺い、資料や使用可能な写真などを見せていただいているときに、

 

お客様Aさん「そうだ!ウチね〜、スゴイんですよ!ほらコレ、雑誌の取材が来て本に掲載されてるんですよ〜!出版社の方から電話連絡が来て是非おたくの企業を取材して記事にしたいって言われちゃったの〜!」

 

私「そーゆーのもリーフレットやホームページに掲載するのもアリですよ〜!」

ということで雑誌を拝見させていただくと・・・1ページに5〜6社ぐらいの企業が紹介されている雑誌でした。

 

私「これ、もしかしたら掲載料金・・・支払ってますよね?おいくらでしたか?」

 

お客様Aさん「そーなの、取材の前に説明されたんだけど、小さいヤツで3万円、中ぐらいのが5万円って言われたので、そういうものかな〜っと思ってOKしたんだけど・・・この雑誌を見て、ウチに来てくれるお客さんとかが増えればいいかな〜と思って・・・取材の人も(宣伝になりますよ)と言ってたし」

 

このような『お金を払って取材を受けて記事にしてもらう』ことを『タイアップ広告(記事広告)』と言います。


別に詐欺とかじゃないけど・・・。


タイアップ広告は新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどでは古くからやっていて、もちろん現代ではインターネットでもよくやっています。

 

しかしざっと見た限りこの雑誌は

 

「さまざまな企業(お店を含む)や経営者を紹介する雑誌(その企業の商品や得意分野なども紹介する)」

 

という内容だったので、一般の方が読む雑誌ではなく、それらの掲載企業に売り込みにいく営業マンなどが読む雑誌のようです。

 

お客様Aさんの顧客となる層は『20代〜30代の若い主婦層』です。間違っても上記の雑誌は美容院とかに置いてないだろうから、どう考えても宣伝広効果が皆無というか、逆に売り込みのB toB関連の営業マンしか来ないです。

 

 

 

というような説明をしてあげたら、

 

「確かに●●(大手のコピー機メーカー)の営業さんが来た」


「その他にも商品を置いてくれとか(買い取りで在庫になる商品)の電話とか来ました」

 

それ以上は言及しませんでしたが、ちょっとその出版社さん酷いな〜。


いろいろな企業(中小・個人経営)にアポとって、片っ端から掲載料を巻き上げる(悪い言い方ですが)やり方ってどうかな?


もちろん雑誌に掲載することで、どのようなメリット・デメリットがあるのか説明するのも面倒だと思うけど、何のメリットもないお客様Aさんにページを売り込まないでほしいです。

 

よくわからないのに売り込まれちゃうほうも悪いのですが(笑)!

 

そしてオマケ!

 

私「発行された掲載雑誌は郵送とかで送られてきたのですか?」

 

お客様Aさん「ううん、雑誌ができたからって振り込み用紙が送られてきて、雑誌が必要だったら振り込んでくれって!それで振り込んだら送られてきたのよ」

 

マジっすか?献本じゃないんだ・・・お客様Aさん、今度そのような話があったときは絶対私に相談してくださいね!

 

※なお、お客様Aさんという方は嫁さん側の親戚です。