電子書籍は蜃気楼のようなもの
昨日からの続きです。
購入した電子書籍が消える理由について
1.電子書籍ストアの閉店
DRMフリーの電子書籍はそのまま残りますが、がっつりDRMがかかっている電子書籍はすべて消えてなくなります。
2.購入者の利用規約違反
各電子書籍ストアによって異なりますが、規約により違反が見つかると利用できなくなることがあります。
3.購入者が死亡された場合
通常死亡されると銀行口座やクレジットカードなどが凍結されますので、電子書籍ストア側で死亡が確認された場合は、退会扱いになります。ほとんどのケースで第三者に譲渡することはできません。
電子書籍はまだ一部の方が利用しているだけですが、今後は時間こそかかりますが印刷書籍よりマーケットが広がります。それにともない電子書籍ストアの「勝ち組」と「負け組」にわかれ、継続不能となったストアは閉店→電子書籍が消えるということが増加し、社会問題になるかもしれません。
こうやって書いていると、今までこんな売買契約ってあったかな〜?と考え込んでしまうぐらい特殊なものです。何か法律で規制したほうが良いんじゃないかと思います。
例えばストアが閉店する場合は、他のストアに移行できるようなシステム。同じ本がない場合も多々あるので簡単ではありませんが、それでもすべて消えてなくなるよりはマシだと思います。自分が保存している電子書籍を自動でAストアだと80%、Bストアだと75%とかの判定が出て、適合する書籍名が一覧となって表示されるようなシステムがあると便利!
このシステムだとストアの乗り換えも自由自在。なんだか携帯電話の番号持ち出しみたいだけど、サービスや品揃えが良くてアプリも使いやすくするための努力さえすれば、ストア側にもメリットはあると思います。せめて国内電子書籍ストアだけでもいいから、提携しておいてほしいなぁ(無理だと思うけど!)。
まぁ結局強固なストアしか生き残れませんけど...。