電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界や出版業界に言いたい放題やってます。

個人出版のススメ(電子書籍)

まだブログを始めて1ヵ月ほどですが、実は私・・・文章を書くのが得意ではありません(汗)。いつも読みづらい文章を読んでいただいて本当に恐縮です。このブログは電子書籍をもっと一般的に普及させたいという気持ちから始めました。電子書籍に触ったことのない方を1人でも多く身近に感じていただければ幸いです。

よく人間を区別するのに「文系」「理系」などと言われることがあると思います。最近では「体育会系」もあるのかな?私はどれにも当てはまりません。あえて言うなら「美術系」です。グラフィックデザイナーとして日本で1位2位を争うようなレベルでは全くありませんが、学校を出てからず〜っとデザイン系の仕事をさせていただいてます。ありがたいことに誰でも知っているような出版社からも認めていただいてます。しかしデザインが少々できるからといっても文章は別物で苦手だったりします…。

だから読みやすくて要点がまとまった文章を書ける人が羨ましいです。

「プロのライターでも文章を書くのは難しいんだよ」という話を聞いたことがあります。文章の内容にもよりますが、世に出ているほとんどの書籍に「校正」という名称の修正が入っています。誤字脱字はもちろん、不適切な文章や言い回しなどもチェックされ、文字数なども場合によっては増減します。プロのライターでもほとんど必ずと言っていいほど「校正」により文章が修正されます。

これらはライター以外の第三者が介入することにより成り立ちます。

個人出版の場合はほとんど「校正」されていないようです。文章が独りよがりの場合が多く、読んでいても説明不足で意味が分からないこと多いです。誤字脱字ぐらいまでは著者自身でなんとかなるかもしれませんが、文章の流れや言い回しなど第三者の意見や感想が重要です。

「他人の意見を取り入れたり、言い回しを変えたら自分の文章じゃなくなるので嫌だ!」

ということを言う方もいるようです。もちろん個人出版なのでそれでも構いません。しかし「より多くの人に読んでもらいたい」「読者に楽しんでもらいたい」というお気持ちがあるようでしたら「校正」をおススメします。

「校正」は専門の出版編集者がベストですが、家族や友人などでもOKです。できれば2〜3人ぐらい複数の方に意見や感想を聞くのが良いと思います。