電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界に言いたい放題やってます。

個人出版のススメ 2(電子書籍の表紙)

このブログ右サイドにあるバナーの電子書籍は私が書いたものではなく、弊社のお客様の出版物です。制作した電子書籍は他にもたくさんあるのですが、Kindleなど電子書籍ストアに掲載しない方が多いのと、「リンクはいらない」という方もいまして、電子書籍ストアに掲載せずCDやメール添付で配布しているようです。

将棋の「定跡裏街道」シリーズは表紙のみ制作依頼を受けたものです。依頼主の要望で、「今まで将棋本にはない目立つ表紙」というコンセプトで制作いたしました。私は将棋をやらないので、将棋本のことを全く知らなかったのですが、依頼主に詳しく教えていただき、完成に至りました。

いかがです?ちょっと派手でカラフルだと思いませんか?
一般的な将棋本のイメージとはそう結構かけ離れていると思います。

もし電子書籍ではなく、印刷書籍だったらこのような表紙にはしません。リアル書店に印刷書籍を置く場合と電子書籍ストアにePUBを置く場合とでは全く異なる見え方になるからです!

電子書籍の表紙は小さなアイコンで表示されることが多いので、タイトルやキャッチコピーなどできるだけお大きくしたほうが目立ちます。同カテゴリーの電子書籍を調査研究して、色やレイアウトも目立つように工夫するとなお良いです。

「表紙は書籍の顔」なんて言われていますが、それは印刷書籍の話であって、電子書籍はちょっと違います(「書籍の顔」には違いないですけど)。

印刷書籍は読まないときは常に表紙か裏表紙しか見えない状態です。机の上に置いておけば常に表紙が見えますし、電車の中など公共の場で読んでいると他の方から表紙が見える状態になります。本棚に入れた場合は「背表紙」だけが見える状態なので、「背表紙」のデザインも重要になります。

電子書籍の場合は1度読み始めてしまうと、表紙に戻ることが少ないです。ほとんどのビューワアプリでは途中のページのまま閉じれば、再度開いたときに同じページから始まります。しおり機能もありますので、チェックしておいても良いでしょう。

つまり電子書籍の表紙は購入時のキャッチとしての役割と「本棚」に並んでいるときのアイコンの役割しかありません。タブレットやスマートフォンで画面いっぱいの表紙を見ることは限りなく少なくなります。印刷書籍と違って「裏表紙」「背表紙」もありませんよね。

「アニメやマンガ風のキャラクターイラスト」を使うのも良い方法です。小さなアイコンになっても見栄えが良いですね。右サイド一番下にある「子育てハンドブック(印刷書籍)」は、そのような意図で制作いたしました。例えばこの本を電子書籍にする場合は、タイトルやイラストなど全体的に大きくレイアウトすると思います。ただ難点は「アニメやマンガ風のキャラクターイラスト」をイラストレーターに描いてもらうには別料金がかかるということです。個人出版にはおススメしにくいですが、ご相談いただければ安く済ませる方法もありますので、ご連絡ください(宣伝モード)!