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「自分を捨てる」という研修について

毎回楽しみにしている「脱社畜ブログ」さんにエントリーされていた記事をみて、自分なりに考えててみました。

まず前提として私は「そのような社外研修は不要だ」と思います。新卒の頃なら仕方なく受けていると思いますが、今やれと言われたたら絶対に断ります!研修を受けないとその会社にいられないなら、当然辞めます。

社外研修ということは実費の経費が多かれ少なかれかかります。どれだけ儲かっている会社か知りませんが、私だったら違う研修にお金をかけます。「違う研修」の内容は後半で。

そもそも質問者の女性は「自分を捨てる」というテーマだけに固執していますが、研修全体としては「会社に必要な存在になってもらうための研修」であり、その中の一部に「大勢の人前で大声で話をする(歌を歌う)」という項目があるだけです。研修を請け負っている会社もお金を貰ってやっているわけですから、頭ごなしに「大声を出す」ことを「自分を捨てる」とか「無駄」とか「パワハラ」などと片付けてはイケナイと思います。

毎年4月以降テレビのニュースなどで「街頭で大声を出す研修」を見かけます。

報道されているということは「パワハラを主張する」は不可能でしょう。すでに認知されていますし、法的にも問題がないと考えられます。

では、なぜ「街頭で大声を出す研修」をやるのでしょうか?

私はこの研修項目は決して「自分を捨てる」というものではないと考えています。質問者の女性は、過去の経験で「大勢の人前で大声で話す」ということをされたことがないのでは?と思います。

というよりは

「一部上場企業に就職する高学歴の新入社員は男女関係なく勉強しかやってこなかった場合が多い」

と思われているだけじゃないでしょうか?

中には文武両道の方もいたでしょう。応援団などに所属されていた方なんかもいたかもしれませんね。しかし平均すると「勉強だけの人(高学歴)」が多かったんだと推測できます。会社もそのような人材を求めているのでしょう。しかし営業という職種を考えますと「勉強だけの人(高学歴)」だけでは会社は困るのでこの研修を選択しているのだと思います。
個人的ではありますが、高学歴の方は独特の話し方をされる場合が多いです。もちろん全員とまでは言いませんが、相当数いると思います。

特徴としては「あまり口を大きく開かずに淡々と話す」ように思います。イメージでは融通の利かない堅そうな役所の方と話しているみたいな印象です。

理路整然とした話し方なので、要点がまとまっていて話の内容は伝わりやすいですが、人間的な感情が入りにくいので気さくな感じがしません。取引先の方が同レベルだと問題ないかもしれませんが、中小企業の社長や役員、店舗責任者など高卒・中卒の方も多くいますので、「低学歴の方を小バカにしている」ような印象を与えかねません。理系の方に多そうな気がします(ガリレオの湯川准教授みたいな・・・特に意味はありません)。

それと高学歴の営業は全員幹部候補だと思います。その会社で活躍してもらい、将来的には部下を統率する管理職や役員になってもらいたいと考えているはずです。もちろん憶測ですが「大勢の人前で大声で話す」という経験は今後の会社員として役立つのかもしれません。

さらにこの研修を受けたことにより現実的な成果があったのではないでしょうか?もちろんこの研修に合わない性格の人もいるだろうとは思いますが、合わない人は少数派で成果がある人が多数派なのではないでしょうか?もし何も成果が無いのであれば一部上場企業といえども無駄な経費は控えるはずです。

一部の方からは「理不尽だ」「人権侵害だ」「カルト宗教だ」「ブラック企業だ」という意見もあるようですが、

「お金を払って研修を受けさせ、経費に見合うもしくはそれ以上の成果がある」

というのであれば、正当化されるのは当然です。残念ながら個人的な理由で辞退するのは不可能でしょうね。一部上場企業ではあり得ないかもしれませんが、中小企業なんかですと職場の掃除を上司から命じられることなんかも多々あります。

例えば男性用トイレ(もしくは兼用)の掃除。スーツの上着を脱いでシャツの袖をまくって最終的には雑巾でピカピカに磨くまでやるとしましょう。「プライドがある」「女性だから」などという理由で回避することなどできません。なぜなら「会社のルール」だからです。「会社のルール」は労働基準法に抵触していなければ、大抵なんでもアリです。

この質問者の女性はどのような行動を取ったかは不明ですが、会社を辞めずに研修もバックれずに無事切り抜けてくれていればと思います。

研修に行くだけ行って、嫌な研修だけ拒否すればイイじゃん!相手もそれなりに対応してくると思いますけど、高学歴で頭の良い質問者の女性だったら負けないでしょ。研修結果や点数が悪くなるだけで、「営業は不向き」と会社側は判断して「事務や経理」などに配置換えされるぐらいで、クビになることは無いと思います。


それと私が思う「違う研修」ですが、質問者の女性の職種が営業ということなので、2つほどおススメします。

1. 自社のサービスや商品などに関わる他部署への配属

これは昔からある研修です。例えば飲食店だったら実際の店舗でウエイトレスや厨房の仕事をやる。デパートなどでしたらお客様の対応やレジ打ち、商品管理などをやる。など
自社の仕事を理解するという理由もありますが、営業として他社との付合いもありますが、自社の他部署との付合いも重要になってきます。一度他部署では何をやっているのか経験しておくのも良いと考えています。

2. アナウンサー研修

テレビなどでも取り上げられたこともありますが、発声に関わる練習から笑顔の練習など多様な研修をするようです。営業という職種は電話対応や直接会って対応するケースなど「しゃべりのプロ」であってほしいと思います。「しゃべりのプロ」と言えば一番に思いつくのがアナウンサーという職業です。駅前などで大声を出すより現実的で今後の仕事に役立つことが学べ、一部上場企業にピッタリの研修だと思います!

女性営業の場合は「メイクなど身だしなみの研修」があってもイイかもしれませんね!

男性営業の場合は研修とは違いますが、トレーニングジムなどに定期的に通って体力を付けるというのもイイかもしれません。