電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界に言いたい放題やってます。

アマゾンが出版社を格付けしてもイイんじゃない?

アマゾン、出版社「格付け」 電子書籍、有利な契約優先


この話が本当なら、個人的にAmazonの言い分は理解できます。
Amazonは公共性が高いという現実はありますが、民間企業の1つであることにかわりありません。民間企業であるならば自社の利益を最優先させるのは間違いではありませんよね!

 

Amazon Kindleは、

「出版社や個人(著者など)に対してKindleという電子書籍マーケットを作って無料利用(代理販売)させてあげるけど、そのかわり本が売れて利益が出たら●%貰いますよ」

 

というサービスを展開していて、

Amazonにより多くの利益をもたらす出版社は優遇しますよ」

というだけ話です。
海外でAmazonに抗議されている出版社や作家がいるようですが、従来のリアル書店でも同じようなことがなされています。

リアル書店では入り口近くに平置+広告(ポップやポスターなど)で売れ筋の新刊・人気書籍・オススメ書籍などを目立つようにしてあったりするのは普通のことです。人気のない書籍は本棚の隅に追いやられたり、契約によっては倉庫に在庫として保管されたり、返本されるのが当たり前です。

自主制作の個人出版の場合、リアル書店で目立つようにしたい場合は別途料金を支払うことによって可能になる場合があります(※書店によって異なります)。


“出版社がアマゾンに支払う販売手数料の高さ、電子書籍の品ぞろえの充実度などに応じて出版社を4ランクに分け、ランク上位の社の電子書籍をホームページ上で目立たせたり、読者の購入履歴などに応じて「おすすめ」としてメールなどで紹介しやすくしたりする仕組み。”

上記の内容が本当であるならば、低ランクの出版社にはお金でランクが買えるようにしてあげたら良いのではないでしょうか?
(※個人の場合も同じようにすればよいのかしら???)

これは「ランク=宣伝広告」という考え方です。

例えば新聞広告では「掲載場所」「サイズ」「色」などさまざまな要素や条件によって広告料金が異なります。

新聞紙全面にフルカラーで目立つ広告は高額な料金となり、小さくて1色(黒)の地方版などの片隅に掲載すると低料金です。

あと広告掲載するのが「1年に1〜2回」と「1年間毎週1回」では「掲載場所」「サイズ」「色」などの条件が同じであっても料金が変わってきます。新聞社からすれば「1年間毎週1回」という方を優遇するのは言うまでもないことです。

だからと言ってなんでもかんでもAmazonの独自商法やルールに従っていれば良いというわけではないです。

Kindleのマーケットは国内シェア60%以上です。
他の電子書店もがんばっているでしょうけど、急激にKindleと同等のシェアにするのは限りなく不可能と言えるでしょう。

もう出版社は「自社電子書店(スマホ用の自社アプリなどを含む)」をメインにするか、iBooksGoogleプレイ・楽天kobo・その他Kindle以外の電子書店という考え方のほうが良いのかもしれません。実際に「脱Amazon」しちゃった出版社もあるようですし、ルールに納得できないなら別のやり方で勝負しましょう・・・どうせ低ランクでは売上を見込めませんからね。

電子書店の永遠の課題の1つとして「価格競争からの脱却」というのがあります。

各電子書店では結構な頻度でキャンペーンをやってます。金券を付けたり割引だったりさまざまですが、価格競争以外で顧客を取り込めるアイディアがあれば電子書籍の幅が広がるような気がします。

ある程度想像を含みますが、国内では電子書籍を利用するという人が圧倒的少数です。そう、根本的に電子書籍が一般普及してないのです。そもそも活字離れしていて、出版業界はず〜〜〜〜っと右肩下がりの状態で、電子書籍どころか印刷書籍も低迷を続けています。「妖怪ウォッチ」のようなスペシャルコンテンツが連発すれば多少解消するかもしれませんが、一部の出版社が瞬間的に潤うだけですので全体としては無意味です。

 

そこで電子書籍を利用されていない大多数の人が動き出せばKindleのシェアを崩せるように思うのです。国内ではスマホの機種として一番人気のiPhoneですが、iBooksという無料アプリを利用したことが無い人が多いと思います。まずビューワアプリを何らかの形で使わせるところから始めれば、きっと変化があると信じています。

9月上旬に某大手企業と電子書籍についての話をしてきます。
電子書籍を全く利用していない人」が「電子書籍を利用する人」へ変わるキッカケになるような話ができれば良いと考えていますが、まぁ行ってみないと何とも言えませんね・・・。仕事になるかどうかもわからないのが怖いけど(汗)!