電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界や出版業界に言いたい放題やってます。

Kindle Cloud ReaderでKindle本が読めますけど・・・。

Kindle Cloud Reader

今までスマートフォンタブレット端末でしか読むことができなかったKindleですが、ようやくパソコン対応となりました!しかも見開きで読めるのは嬉しい限りですね!!

しかし、それなりに問題点も多く、人によっては使い勝手の悪い端末となってしまうかもしれません。


1. フィックス型のKindle本にしか対応していない

現在のところePUBで言う固定型(フィックス型)のKindle本にしか対応していません。写真集とか漫画とかは閲覧可能ですが、リフロー型のKindle本はNGです。

あと固定型でも見開き設定がされていないKindle本は片ページのまま表示されます。なかには固定型でも読めないKindle本もあるようなので注意が必要です(なんで?)。


2. 最低でも15インチ以上のノートパソコンが必要

10インチ程度のタブレットと比較すると最低でも15インチ以上のディスプレイが必要です。タブレットを縦にした片ページの大きさと15インチのノートパソコンとほぼ同じぐらいです。見開きで読めるとは言え13インチ画面だと、ちょっと小さく感じると思います。

できれば20インチ以上のディスプレイがあると良いです!


3. とりあえず光回線がオススメですけど・・・

漫画など1色のKindle本だと30〜40MBぐらいかな?回線速度によってはダウンロードに時間がかかり、光回線でも快適とは言えない状況です(※ダウンロードするとオフラインで読むことができます)。もちろん光回線でもAmazonクラウドが混雑していると速度も低下します(クラウドってこれだから使いにくいんだよね)。

とりあえず「本棚で書籍を右クリック→ダウンロード保存」が無難です。その後に全ページSS(スクリーンショット)で撮影して、PDFにまとめた方が読みやすいですね!


結局のところアプリにしてくれないと万能とは言えない状況で、「もうちょっと使いやすいとイイなぁ」という印象です(※WEBやPC環境にもよりますし、個人差もあります)。

やっぱりサクサク読めるような電子書籍じゃないと、数十円高額な印刷書籍を買って読んだ方がマシです(最低でもGooglePlayブックスよりサクサク感がないとね!)。