電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界や出版業界に言いたい放題やってます。

新聞って読まなくなったよね

新聞の発行部数

社会人の新聞購読率は57.3%――若い人は?

みなさんは、リンク先の数字を見て「新聞社ヤバいな」と感じますか?

私は「よく持たせているなぁ」と思います。

15年前にインターネット関連の会社に勤務していたことがあります。その頃のインターネットはアナログモデムやISDNが主流でした。その会社でよく言われていたのが

「10年後は新聞が無くなり、すべてネットで見ることになる」

しかしハズレでした。15年後でも新聞は存在しちゃってます!

でも確実に右肩下がりという現実、若い人は新聞紙離れが激しいという現実、遠くない将来に「新聞社が新聞紙を発行できなくなる可能性がある」ことだけは間違いありません。

新聞社はWEBに力を入れています。有料・無料とさまざまなようですが、新聞以外にもニュースは見れますので、今後はどのように生き残って行くのでしょうか?

まずはリストラからですかね?

1.印刷工場を閉鎖もしくは売却
そこで働かれているすべての人がリストラ対象でしょうね。工場や機械の売却は難しいだろうな〜。たぶん新聞紙が無くなる時代だと印刷すべてが厳しい状態だろうから。。。

2.新聞販売店の消滅
こちらは新聞社の子会社とかではないのでリストラとは違いますが、「契約解消!あとは知らん」という感じでしょうか?

3.新聞社内の人員削減
ニュースや記事を作成するための記者やカメラマン(取材要員)は必要でしょうけど、新聞紙発行に関する部署は大幅に削減されちゃいそうですね。大手新聞社だったら関連子会社などもあるので、運のイイ人はクビにならずに済みそう。それでも優秀な人が多いだろうから、新聞以外の系列企業とかに飛ばされちゃうかな?

その他にもいろいろありそうだけど、がんばってね。

新聞に関して良く聞かれる台詞が「新聞は広告だらけで、記事が少ない」です。一応50%まではOKとなっているようですが、

「広告を減らすと収益が減るので、単価を上げることになる」

たぶんそんな感じの理由だろうけど、週間少年ジャンプを見習ってほしい!広告を最小限にする方法はいくらでもあるんじゃないでしょうか?

今後はもっと広告単価が下がりますから、いかにして人(読者)を集めるかが重要課題です。WEBで言うところのSEO対策ですね。日本の人口が減少傾向にあるので、こちらもパイの奪い合いという感じですね。

【大手の有料電子新聞】

朝日新聞・・・月額3800円(デジタル版のみ)※新聞紙そのまま

産經新聞・・・月額1575円(7インチ以上の画面サイズ版)※新聞紙そのまま

日経新聞・・・月額4000円(デジタル版のみ)※ホームページ形式

読売と毎日は無し!



この金額を見て「どひゃ〜」と思うのは私だけでしょうか?

 

「高い!無理!不要!」。


せいぜい月額500〜1000円ぐらいが妥当なんじゃないかな?

それから朝日さんと産經さんへお願いです。
新聞をそのままの形で配信しないでください。とてもじゃないけど読めたもんじゃない!

 

気になったのがこちら。

朝日新聞デジタル

会員数12万人ってマジで?
CMとかもやってましたけど、そのうち何%ぐらいが朝日グループ身内の方でしょうかね〜?