電子書籍どうでしょう

イマイチ盛り上がりがない日本の電子書籍業界や出版業界に言いたい放題やってます。

経営者や社長と同じフロアで仕事するってどうよ?

テレビのドキュメンタリー系番組で話題の企業訪問みたいなのがある。参考にしようとまでは考えていないけど、ついつい観ちゃうときがあります。

いくつか見ていてふと気になったのが、社長と机を並べて仕事をしている社員たちの気持ちってどうなんだろ?10人以下の極小会社ならわからんでもないけど、それなりの規模の会社で「ガラス張り」「バリアフリー」などという言葉で、ニコニコしながら気さくな感じを装うフレンドリーな社長って何か変だと思う。

「社員は迷惑だと思っていますよ〜!」

実は「ガラス張り」「バリアフリー」と思っているのは社長だけで、社員の方にとっては迷惑なんです。その会社の一番偉い人に見張られているようなもので、職種にもよりますが社員が萎縮してしまいます。下手をすると社長にアピールするためにパフォーマンス的な「やっているふり」をする場合も多々あるようです。見張り役は管理職に任せましょうよ!

私の観たテレビ番組では社長が営業のトップとして活躍されていたけど、それって「まだ任せられる社員や管理職がいない」ということでしょ。それでも社長なんだから営業だけでなく経営もしっかりやって行かなければならないことを考えると、病気や事故などで入院とかしちゃったらアウトになっちゃいます。

 

 

 



やはり社長には「社長の仕事」をやってほしい。もちろん会社の代表として営業や打ち合わせに行くこともあるとは思うけど、現場の社員に任せるべきだ。他人に仕事を任せられない社長は経営者として失格です。

「社長が上司であってはならない」

社員に仕事を覚えてもらうまでは仕方がない場合もあるかと思いますが、社長という職種は社員から見れば特別な存在でなければならない。社長と言っても人間ですから多かれ少なかれミスをすることもあると思いますが、その姿を社員に気軽に見せてはイケナイのです!

なんだかんだ言っても社長が一番所得が多いわけですから、社員から見下されないよう気をつけましょう!

それと経営が良好なときもあれば悪くなるときもあります。フレンドリーな社長の顔を見れば「今日は機嫌が良い」「今日は機嫌が悪い」などがわかるようになります。結局社員たちは社長の顔色をうかがいながら仕事をするようになります。自分でポーカーフェイスと思っていても毎日顔を合わせている人にとってはバレバレです!

 

気をつけましょう。