ギャル雑誌「egg」が休刊かぁ
もう10年ぐらい前になるだろうか?
実はeggがミリオン出版の頃から「本ページのデザイン(エディトリアルデザインとも言います)」を請け負っていました(外注デザインです)。
ミリオン出版から大洋出版へと移行して半年ぐらい休刊していたときもキチンとした説明を受けて、リスタートのときも引き続きデザインを担当させていただきました。
訳あって4年間ぐらいしかやりませんでしたが一番人気のある時期だったので、とても充実した仕事ができたかと思っています(ガングロとかゴングロなどが流行したときです)。
eggのデザインを始めたのは別にギャルに興味があるとか好きだとかっていうことではないです(笑)!
他の出版社の雑誌で「eggのこのページを参考にデザインしてほしい!」という要望が何度かあり、そんなにeggのデザインが気に入っているなら私がeggのオリジナルデザイナーになれば喜んでもらえるんじゃないかと考えたんですよ。
当時のeggは外注のカメラマン・ライター・デザイナーを随時募集していたので、電話して売り込み(営業とも言う)に行ったのを今でも良く覚えています。
面接はベテランの編集者の方でした。持参した作品を見ている時に編集長も加わり、即決気味に「うん、大丈夫そうだからやってもらおうよ!」と言っていただきました。その後創刊されたmens eggのデザインも担当させていただきました。こちらは昨年休刊していたんですね・・・。
当時は「eggのデザイナー」という肩書きがあるだけで、他の出版社から引っ張りだこでしたが、他のクライアントなどから「若い人向けのデザインが得意な人」というレッテルを貼られてしまうのがなんとなく嫌でした。
業界内ではそのぐらい影響力とパワーのある雑誌だったのです。
結構出入りの激しい編集部だったので、知っている人は数名だと思いますが、今後の活躍に期待したいですね!
※そのうち当時の裏話でも書き込んでいきます。