人にモノを教えるときに怒ったり叱ったりする人ってサイテーです
4月に入ってテレビのニュースなどでは新社会人の入社式などを報道していました。
まぁ企業にもよるけど、最初は新人研修などみっちりやるんでしょうね〜!
そんなときに見かけたのがこの記事です。
鬼教官はもういない? 「ほめちぎる」自動車教習所が増加 指導の効果は
少子化により自動車教習所の生徒数が減少するなか、生徒を「ほめる」ことを指導品質のひとつとする教習所が増えています。これにより従来の教習所に対するイメージを変え、生徒数の増加につながった例も。どのような指導なのでしょうか。
はぁ〜〜〜〜?
今さらなに言っているのぉ〜!!
時代遅れも甚だしいです。
かんたんに言うと、失敗を叱らない指導です。教習を受ける人はだれしも、はじめは失敗の連続です。これはつまり、「新しいことにチャレンジしている」ということですから、それをほめるのです。
たとえば、脱輪したのを叱るのではなく、「よく止まれたね」といって、生徒さんのモチベーションを上げていきます。教習を受ける側の心持ちは、基本的には「受動態」なのですが、それを「能動態」に変えて「あれもこれもやりたい」と思わせるのです。
もう平成が終わろうとしている時代にもかかわらず、自動車教習所ではつい最近までミスした生徒を怒鳴りつたり叱ったりしていたようです。
確かに私が教習所に通っていた頃もそんな感じでした。。。
高校三年生(30年以上昔です)のときに免許を取得するために誕生日前から通ったのですが、そりゃもう酷い教官たちでした。例えば教習中にクランクで後輪が脱輪したとします。
教官「なにやってんだよ、内側に入りすぎなんだよ(怒)!もっと外側から回らないと脱輪すんの当たり前だろ(怒)!オレにブレーキを踏ませるな!!!!!」
というように必要以上に怒り狂っている教官が数名いました。
たぶん彼らは教習生に強めのインパクトを与えることにより安全運転を叩き込もうみたいな考えがあるのだろうと思います。
逆に言ってしまうと怒鳴りつける指導方法しかできないのです(要するに無能なんです)。
おそらく昭和の時代では学校などでも同じく「叱りつける教育」というのが『間違いではない時代』だったのでしょう。
何か物事を教わる人は、「褒めながら」とまでは言いませんが、親切丁寧に教そわることを求めていますので、指導する側はそれに答えていく必要があります。
そしてなにか「鉄板のおもしろ話」などをまじえながら生徒や新入社員をリラックスさせるようなことも必要です。
なぜならそのほうが圧倒的に優秀な成績を残せるよう育つからです。さらに上記リンク先の教習所のように売上だって伸びるようになるんです。
まず叱りつけて指導すると相手は多かれ少なかれ萎縮します。もちろん中には萎縮しない人もいますが、怒鳴りつけたりする人を好む人は一人もいません。
もうね『スパルタ教育』は時代遅れなんですよ!
ちょっと前に新入社員教育で「正しい怒られ方(叱られ方)」を研修で指導しているところがあるようですが大間違いです。
頭オカシイのではないでしょうか?
逆ですよ。
職場の先輩方に「正しい指導のしかた」「正しい注意のしかた」を教えるべきです。
新入社員のモチベーションを上げてやり、『注意されない社員』に育てるのが正しい社内教育なんです!
スポーツなどでも同じです。
厳しい練習が必要なときもあろうと思いますが、指導者が選手を怒鳴りつけたり叱りつけたりするのは間違いです。例えば野球の練習でノックでミスをした場合「なにやってんだ!」「下手くそ!」などと言ってはイケません。「おしいっ!次は取れるぞ!!」などと声をかけて上げたほうが確実に上達するようになります。
話は戻りますが、教習所に鬼教官がいなくなるというのは良いことです。
知人のブログですが、初日から四日めまでフォークリフト免許を取得するために鬼教官から指導された模様です(笑)!名指してさらしちゃえばイイのに〜(爆)!