電子書籍ストアGoogle Play Booksってどうよ?
現時点の国内で代表的な電子書籍ストアと言えばKindle(Amazon Kindle)ですよね(言い過ぎかしら?)!
2012年10月から日本に上陸以来、現存する大手国内ストアを凌駕する勢いを感じます。追い討ちをかけるように2013年3月iBook Store(Apple)がオープン。iPhoneやiPad人気は携帯電話会社の勢力図を塗り替えてしまうぐらいのパワーがありますので、iOS専用電子書籍ストアの存在は今後が楽しみです。
ところで、意外と忘れられている電子書籍ストアが、Google Play Books。そうAndroid OSの総本山であるGoogleが運営しているストアなのですが、なぜかパッとしません。ちゃんとiOS用のアプリだってあるのに・・・!
実はGoogle Play BooksもKindle同様の2012年10月にオープンしています。かわいそうなことにKindleの陰に隠れちゃったんですかね...。
最近になってGoogle Play Booksも少し力をいれるようになってきました。画像にあるようにアプリより上にリンクが配置されています(笑)。売れ筋のマンガだってソコソコあるのですが、決定的にKindleとの差があります。
「無料本がセコいっ!!!!!!」
トップページからのリンクでは「人気の無料本」として青空文庫からコンバートした本が数冊出てくるだけ。試しに検索のところに「無料」打ち込み探してみますと、無料という文字が入っている本が出てきますので、さらに価格のところで「無料」を選択します。
すると青空文庫以外ではハーレクインコミックスが10冊程度、その他10冊程度・・・合計54冊という貧弱さ...。これではGoogle Play Booksに人が集まるわけがありません。
国内大手電子書籍ストアと比較してもポイントが付くわけではないようなので、お買い得感がまったく感じられないのも辛い。
さらにKindle同様にISBNがなくても個人出版ができるのに、知らない人がたくさんいます。まだ詳しく調べていませんが、規約はKindleやiBooksよりハードルが低そうなのに、知人の業者さんでさえ知らなかったりしてます。
もっとバンバン告知しましょうよ!
Kindleのメリットの一つとしてAmazonと連携しているというのがあります。Amazonで買い物をしていた方が、そのまま電子書籍も簡単に購入できてしまう。これとほぼ同じ形態を取っているのが「楽天」ですが、なぜかAmazon Kindleにまったく歯が立ちません。
つい先日「打倒!アマゾン」というポスターをネットで見ました。koboにも力を入れて業界トップを狙っているようです・・・がんばってね。
GoogleもAndroidアプリを唯一配信している「Google Play」を運営しているわけですから、ある意味Amazon Kindleや楽天koboと似たような形態とも言えます。Apple(iTunes)とはほとんど同じです。
だからGoogleだって「打倒!アマゾン」は決して不可能なことではない(と思う)!まぁ電子書籍だけ打倒しても、大した数字にはならないというのが痛い。。。
Google関係者の皆様、良いネタ仕込んでおりますので、ご連絡お待ちしております。
(こんなんで連絡とれるわきゃない!)
【追記】 ↓ 世の中は、どんどん変わって行きますね。ついて行けるように頑張ろうと思います!